荒河内村(読み)あらがわちむら

日本歴史地名大系 「荒河内村」の解説

荒河内村
あらがわちむら

[現在地名]五和町荒河内

上野原かみのはら村の南に位置し、内野うちの川に合流するあら川の流域に広がる内陸の村。正保郷帳に「荒川内村」とみえ、高三二一石五斗余とある。井手組に属し、庄屋は本多家。万治二年(一六五九)石高半減により一五五石八斗余となった(天草風土考)。「国志草稿」に竈数二五・男女数二四三とある。文政(一八一八―三〇)頃は高一六〇石八斗余(うち新田畑五石余)、家数九一・人数五三六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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