荒見川祓(読み)あらみがわのはらえ

精選版 日本国語大辞典 「荒見川祓」の意味・読み・例文・類語

あらみがわ‐の‐はらえあらみがはのはらへ【荒見川祓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あらみ」は「あらいみ(荒忌)」の変化した語 ) 大嘗会(だいじょうえ)に奉仕する上卿(しょうけい)以下官人が、荒斎(あらいみ)の前、けがれを除くために、大嘗会の前の陰暦九月晦日(つごもり)に、京都紙屋川で行なう祓(はら)え。
    1. [初出の実例]「神祇官及悠紀、主基両国司并山城国郡司等、有荒見河秡事」(出典本朝世紀‐康治元年(1142)九月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android