荒間(読み)あれま

精選版 日本国語大辞典 「荒間」の意味・読み・例文・類語

あれ‐ま【荒間】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 荒れたすきま。破れたあいだ。
    1. [初出の実例]「柴の庵のねやのあれまにもる雪は我(わが)かりそめのうはぎなりけり」(出典散木奇歌集(1128頃)冬)
  3. 荒れはてた土地の間にはさまっていて、荒廃しやすい場所
    1. [初出の実例]「新田、新畑、荒間、畳地之切添」(出典:増補田園類説(1842)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「荒間」の読み・字形・画数・意味

【荒間】こうかん

荒れ地

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