荷路夫村(読み)にじぶむら

日本歴史地名大系 「荷路夫村」の解説

荷路夫村
にじぶむら

[現在地名]いわき市田人町荷路夫たびとまちにじぶ

荷路夫川上流に位置し、広い地域にわたり集落が点在する。南は旅人たびと村、東は黒田くろだ村、北は貝泊かいどまり村。菊多きくた郡に属する。近世領主変遷は磐城平藩領から元和八年(一六二二)窪田藩領、貞享元年(一六八四)幕府領、延享三年(一七四六)以降泉藩領。慶長一三年(一六〇八)の岩城領分定納帳(内藤家文書)では「黒田村之内荷路夫村」とあり、「高黒田村之内」と記されている。正保郷帳では田方一三五石余・畑方二〇四石余。元禄郷帳では高四三〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android