荻原晰二(読み)オギハラ セキジ

20世紀日本人名事典 「荻原晰二」の解説

荻原 晰二
オギハラ セキジ

昭和期の気象学者 北海道大学理学部教授。



生年
大正2(1913)年2月

没年
昭和29(1954)年1月25日

出生地
長野県

学歴〔年〕
東北帝大理学部物理学科〔昭和12年〕卒

学位〔年〕
理学博士

経歴
在学中、中村左衛門太郎師事、昭和12年中央気象台に入り、福岡支台、中央気象台予報課、札幌管区気象台予報課長を歴任。戦後21年東北大学地球物理学教室に転じ、降水の物理的研究を行い、海塩核説を否定し燃焼核の重要性を指摘した。28年北大低温研究所に移った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荻原晰二」の解説

荻原晰二 おぎはら-せきじ

1913-1954 昭和時代の気象学者。
大正2年2月生まれ。昭和12年中央気象台(気象庁前身)にはいり,札幌管区予報課長などをつとめる。21年母校東北帝大にうつり,28年北大低温科学研究所教授となった。昭和29年1月25日死去。40歳。長野県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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