デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荻原浜子」の解説 荻原浜子 おぎわら-はまこ 1881-1937 大正-昭和時代前期の箏曲(そうきょく)家。明治14年1月30日生まれ。7歳で大出勾当(こうとう)に,さらに鈴木鼓村にまなび,京極流朱絃舎と称し指導した。箏曲と舞踊をむすびつけた先覚者。「浦島」「擣衣(きぬた)」「惜春賦」などを作曲し弾奏。「組曲譜箏曲大意抄」を自己考案による楽譜になおした。昭和12年3月5日死去。57歳。神奈川県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例