荻新田村(読み)おぎしんでんむら

日本歴史地名大系 「荻新田村」の解説

荻新田村
おぎしんでんむら

[現在地名]坂北村荻

江戸時代松本藩領会田あいだ組の一村で、のち坂北さかきた組に属し、その後、幕府領となる。別所べつしよ川の支流菖蒲沢しようぶざわ中流の北岸の村で、東と北は別所村に接し、西に岩殿いわどの山がある。南は西条にしじよう(現本城村)

天正検地の際は仁熊にゆうま村二四五石一斗一升三合に属していたが、寛永六年(一六二九)別所村が分れ、慶安五年(一六五二)に別所村から分れて荻新田村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android