デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荻野八重桐」の解説 荻野八重桐(2代) おぎの-やえぎり 1726-1763 江戸時代中期の歌舞伎役者。享保(きょうほう)11年生まれ。初代八重桐の門弟で,はじめ若衆方のち若女方を演じる。2代を襲名し,宝暦元年江戸にいき,森田座など各座に出演。宝暦13年6月20日隅田川であやまって溺死。38歳。初名は荻野惣吉。俳名は藤巴,桐巴。 荻野八重桐(初代) おぎの-やえぎり ?-1736 江戸時代中期の歌舞伎役者。初代荻野長太夫の門弟で,京坂の舞台で活躍していたが,宝永2年江戸山村座の「河内通」で好評をえる。正徳(しょうとく)以降は上方を代表する若女方として活躍した。元文元年死去。後名は萩野(はぎの)八重桐。 荻野八重桐(3代) おぎの-やえぎり ⇒沢村国太郎(さわむら-くにたろう)(2代) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by