菅刈村(読み)すげかりむら

日本歴史地名大系 「菅刈村」の解説

菅刈村
すげかりむら

[現在地名]可児市菅刈・鳩吹台はとふきだいみどり

中切なかぎり村の西にあり、北流する山沢やまさわ川支流菅刈川に沿った細長い集落。周囲は丘陵地。帷子かたびら七郷の一。慶長郷帳などには「かたひら村」と一括され、尾張藩領。慶長一四年(一六〇九)検地では田一一町四反余・畑二三町二反余、桑木一六八束・漆木三〇本(「水帳目録」玉置文書)。明暦覚書に「帷子郷ノ内菅刈村」とみえる。桑木・漆木・山年貢を含めた概高六〇二石余。家数一九〇、馬一四。「濃陽志略」では家数九〇・人数四一七。「濃州徇行記」によれば反別四一町七反余。家数九〇・人数四五二、馬一二。用水善師野ぜんじの三股みつまた(三ッ又)池より引く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む