菅支那(読み)カン シナ

20世紀日本人名事典 「菅支那」の解説

菅 支那
カン シナ

昭和期の哲学者,婦人運動家 日本女子大学名誉教授;元・大学婦人協会会長。



生年
明治32(1899)年7月25日

没年
昭和57(1982)年10月7日

出生地
兵庫県春日町

学歴〔年〕
日本女子大学英文科〔昭和10年〕卒,エール大学大学院修了

学位〔年〕
哲学博士(エール大学)〔昭和2年〕

経歴
昭和2年日本女性初の哲学博士となる。著書に「哲人群像」「出会いの論理」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅支那」の解説

菅支那 かん-しな

1899-1982 昭和時代の哲学者,婦人運動家。
明治32年7月25日生まれ。日本最初の女性哲学者。日本女子大を卒業,アメリカのエール大大学院にまなぶ。昭和3年母校教授。婦人国際平和自由連盟日本支部会長,大学婦人協会長などをつとめた。昭和57年10月7日死去。83歳。兵庫県出身。旧姓井上著作に「哲人群像」「出会いの論理」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android