菊地藤五郎(読み)きくち とうごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊地藤五郎」の解説

菊地藤五郎 きくち-とうごろう

?-? 江戸時代前期の治水家。
慶長14年(1609)ごろ,出羽(でわ)村山地方(山形県)の寒河江(さがえ)川右岸に,高松堰(たかまつぜき)を開削した。功により名字帯刀をゆるされ,子孫雨池村,丸竹村名主をつとめた。寒河江市松川の高松神社にまつられている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android