菊山村(読み)きくやまむら

日本歴史地名大系 「菊山村」の解説

菊山村
きくやまむら

[現在地名]豊後高田市真中まなか 真木まき

真木村の西、かつら川中流域左岸に位置する。慶長五年(一六〇〇)豊前中津藩(のち小倉藩)(小倉藩元和人畜改帳)、寛永九年(一六三二)豊前龍王藩(のち高田藩)(寛政重修諸家譜・執睨録)、正保二年(一六四五)幕府領杵築藩預地となったと推定される。元禄二年(一六八九)幕府直轄領(元禄一一年「御代官所郷帳」臼杵藩政史料)、正徳二年(一七一二)日向延岡藩領となり幕末に至る(享保二年「延岡藩領知目録写」牧野家文書、延享四年「延岡藩領郷村高帳」内藤家文書など)


菊山村
きくやまむら

[現在地名]瀬戸町菊山

宿奥しゆくおく村の東に位置し、集落小廻こまわり(一九八・八メートル)南麓にある。慶長一〇年(一六〇五)備前国高物成帳(備陽記)居都こづ庄に村名がみえ、寛永備前国絵図では二一七石余。「備陽記」によれば谷間集落で、岡山京橋(現岡山市)まで道程二里三〇町。田畠一七町七反余、人数一六四、池二〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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