20世紀日本人名事典 「菊田一雄」の解説 菊田 一雄キクタ カズオ 昭和期の消費者運動家 生年明治38(1905)年12月13日 没年昭和45(1970)年4月26日 出生地旧朝鮮・咸鏡南道 本名金 台郁(キム テウク) 学歴〔年〕日本大学夜間部中退 経歴京城で苦学し、のち日本に渡り車夫などを経て、日本大学夜間部に学ぶが中退。無産者運動に傾倒し、関東消費組合連盟の中心人物として活動、富士吉田共働社の指導を行い、班組織や共同購入活動など今日の生協運動の原型を作った。昭和20年賀川豊彦らと日本協同組合同盟(現・日本生協連)を設立、横浜生協(現・コープかながわ)の基礎を築いた。著書に「日本の商人」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊田一雄」の解説 菊田一雄 きくた-かずお 1905-1970 昭和時代の消費者運動家。1905年12月13日朝鮮咸鏡南道生まれ。無産者運動にはいり,山本秋らとともに関東消費組合連盟のリーダーとなる。昭和20年日本協同組合同盟(現日本生協連)創立に参加,横浜生協(現コープかながわ)の基礎をかためた。日本国籍を取得。昭和45年4月26日死去。64歳。日大中退。旧名は金台郁(キム-テウク)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by