日本歴史地名大系 「菜園場村」の解説 菜園場村さえんばむら 福岡県:北九州市(旧豊前域)小倉北区菜園場村[現在地名]小倉北区菜園場一―二丁目・愛宕(あたご)一―二丁目・青葉(あおば)一―二丁目干上(ひあがり)村の南、板櫃(いたびつ)川左岸に位置する。細川氏の時代野菜が作られた地で、愛宕山の東麓に細川氏が愛用したという菜園場窯跡がある。元和八年人畜改帳の至津(いとうづ)村の項に「御菜園場、八幡領、祇園領、金田、干上共ニ」とあるので、同村の内であったと考えられる。郷村高帳では高八八石余、うち新田高四六石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by