菜料(読み)さいりょう

精選版 日本国語大辞典 「菜料」の意味・読み・例文・類語

さい‐りょう‥レウ【菜料】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 飯の菜として用いるもの。おかず
    1. [初出の実例]「三御盤。平盛菜料五坏 銀器盛」(出典:厨事類記(1295頃)御膳部)
  3. 菜の材料。おかずの材料。また、それを購入する費用
    1. [初出の実例]「以其子銭大学寮、宛学生菜」(出典日本三代実録‐元慶八年(884)九月一四日)
    2. 「菜料塩 秋亦准此 親王五十斛〈内親王同〉」(出典:延喜式(927)三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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