華林恵厳(読み)かりん・えごん

朝日日本歴史人物事典 「華林恵厳」の解説

華林恵厳

没年至徳3/元中3?(1386)
生年:生年不詳
比丘尼御所宝鏡寺の開山と伝承される南北朝時代臨済宗の尼。光厳天皇皇女に生まれ,夢窓疎石もと落飾,はじめ景愛寺塔頭宝慈院に住んで景愛寺6世を継ぎ,応安年間(1368~75)に景愛寺子院である建福尼寺を西山宝鏡寺に改め,第1世となる。

(岡佳子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「華林恵厳」の解説

華林恵厳 かりん-えごん

?-? 南北朝時代の尼僧
光厳(こうごん)天皇の皇女。臨済(りんざい)宗の夢窓疎石(むそう-そせき)のもとで出家。景愛寺6世をつぎ,応安年間(1368-75),子院である建福尼寺を西山宝鏡寺にあらため,初世となった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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