華言(読み)カゲン

デジタル大辞泉 「華言」の意味・読み・例文・類語

か‐げん〔クワ‐〕【華言】

表面だけを美しく飾っている言葉。実のない言葉。「華言を吐く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「華言」の意味・読み・例文・類語

か‐げんクヮ‥【華言・花言】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 実のないことば。うわべを飾った言葉。
    1. [初出の実例]「花言綺語之遊。何益於神道」(出典本朝文粋(1060頃)一三・賽菅丞相廟願文〈慶滋保胤〉)
    2. [その他の文献]〔塩鉄論‐相剌〕
  3. 中国語華語
    1. [初出の実例]「華言を能くするに因り、其節は柳沢侯にて唐僧など応対多きゆへ」(出典:随筆・蘐園雑話(1751‐72頃))

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