菲徳(読み)ヒトク

デジタル大辞泉 「菲徳」の意味・読み・例文・類語

ひ‐とく【×菲徳】

徳が薄いこと。また、自分の徳をへりくだっていう語。寡徳かとく
是余が―の致す所」〈染崎延房・近世紀聞〉

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精選版 日本国語大辞典 「菲徳」の意味・読み・例文・類語

ひ‐とく【菲徳】

  1. 〘 名詞 〙 徳のうすいこと。寡徳。また、為政者などが自分の徳または自分をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「以て今日の形勢に至る是余が菲徳(ヒトク)の致す所」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八)
    2. [その他の文献]〔梁書‐武帝紀・中〕

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