萱刈古窯(読み)かやかりこよう

日本歴史地名大系 「萱刈古窯」の解説

萱刈古窯
かやかりこよう

[現在地名]瀬戸市余床町

水野みずの川の支流である余床よどこ川が、余床の村落の手前六〇〇メートル付近で大きく屈曲する辺りに萱刈橋がある。その南側丘陵、標高約一八〇メートルの西斜面に二基の古窯の所在が知られ、萱刈古窯とよばれている。昭和七年(一九三二)に発見され、遺物は多彩であり、瓶子・花瓶・水瓶香炉などとともに、正中二年(一三二五)二月在銘の陶板もみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 ミズ

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む