精選版 日本国語大辞典 「落ち縁」の意味・読み・例文・類語 おち‐えん【落縁・落椽】 〘 名詞 〙① 一段低くなった縁側。普通は、ぬれ縁になる。[初出の実例]「おちへんさして飛んで下りはばたきしてこそ立たりける」(出典:天正本狂言・鶏聟(室町末‐近世初))② 江戸時代、奉行所の法廷の一部。→下縁(したえん)。[初出の実例]「前々武家方相勤、上椽落椽等え可差出身分之ものは下椽」(出典:徳川禁令考‐前集・第五・巻四九(19C)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例