落花流水(読み)らっかりゅうすい

精選版 日本国語大辞典「落花流水」の解説

らっか‐りゅうすい ラククヮリウスイ【落花流水】

〘名〙
① 散り落ちる花と流れる水。
※詩聖堂詩集‐三編(1838)八・白小「小魚亦愛春光否、直遡落花流水来」 〔高駢‐訪隠者不遇詩〕
② (落花は流水のままに流れたいと思い、流水は落花をのせて流れたいと思うから) 男に女を慕う心があれば、女も思うを生じて受け入れること。男女が互いに思い合う情のあることをいう。
※日本情交之変遷(1887)〈宮崎湖処子〉一「嗟落花流水情ある物に靡ひくは固より花巷の常なるを」

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四字熟語を知る辞典「落花流水」の解説

落花流水

散り落ちる花と流れる水。また、落花は流水のままに流れたいと思い、流水は落花をのせて流れたいと思うということから、男に女を慕う心があれば、女も思う情を生じて受け入れること。男女が互いに思い合う情のあることをいう。

[使用例] 若い女の多くは男に執念くつけまわされればそこは落花流水の深い仲に陥るのである[長塚節*芋掘り|1908]

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デジタル大辞泉「落花流水」の解説

らっか‐りゅうすい〔ラククワリウスイ〕【落花流水】

散る花と流れる水。
《花が流水に散れば、水もこれを受け入れ花を浮かせて流れてゆく意》男に女を慕う心があれば、女もまた情が生じて男を受け入れるということ。

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