葉住利蔵(読み)ハスミ リゾウ

20世紀日本人名事典 「葉住利蔵」の解説

葉住 利蔵
ハスミ リゾウ

明治・大正期の実業家 衆院議員(政友会)。



生年
慶応2年7月6日(1866年)

没年
大正15(1926)年9月14日

出身地
上野国(群馬県)

学歴〔年〕
横浜商卒

経歴
群馬県農工銀行頭取、新田銀行頭取、太田経便鉄道社長、利根軌道社長、利根発電社長、前橋瓦斯取締役、藪塚石材取締役、幸手電燈取締役などを歴任。この間、新田郡書記を経て、明治31年群馬県議となり、参事会員、地方森林会議員、県教育会副会頭などを務め、45年衆院議員に当選、2期務める。また私財を投じて群馬県育英会、金山図書館を創設した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「葉住利蔵」の解説

葉住利蔵 はすみ-りぞう

1866-1926 明治-大正時代の実業家,政治家
慶応2年7月6日生まれ。新田銀行頭取,利根発電社長などを歴任。この間,明治31年群馬県会議員,45年衆議院議員(当選2回,政友会)。私財を投じて群馬県育英会,金山図書館を創設した。大正15年9月14日死去。61歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。横浜商業卒。号は松堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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