葦の丸屋(読み)アシノマロヤ

デジタル大辞泉 「葦の丸屋」の意味・読み・例文・類語

あし‐の‐まろや【×葦の丸屋】

葦でいた粗末な小屋。葦の屋。
「夕されば門田の稲葉音づれて―に秋風ぞ吹く」〈金葉・秋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葦の丸屋」の意味・読み・例文・類語

あし【葦】 の 丸屋(まろや)

  1. あし(葦)の屋(や)
    1. [初出の実例]「ゆふされば門田の稲葉おとづれて蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く〈源経信〉」(出典:金葉和歌集(1124‐27)秋・一六四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android