葦筒(読み)あしづつ

精選版 日本国語大辞典 「葦筒」の意味・読み・例文・類語

あし‐づつ【葦筒】

  1. 〘 名詞 〙 葦の茎。一説に、葦の茎の中にある薄い紙のような皮。一重であるもの、薄いもののたとえに用いられる。
    1. [初出の実例]「なにはがたかりつむあしのあしづつのひとへも君を我やへだつる〈藤原兼輔〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋二・六二五)
    2. 「あしつつのうす雪氷汀かな〈心敬〉」(出典:新撰菟玖波集(1495)発句)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む