葹田村
なもみだむら
井川中流の河岸段丘上に位置し、東部山間地帯の中心地である。東は寺沢村、北は宇治木村、南は赤沢村に接する。
正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に葹田村一九八石、新田とみえ、享保七年(一七二二)の秋田郡郡境本村支村御高共調帳(秋田県立博物館蔵)には、「御蔵入、給分共当高弐百九拾弐石八斗壱升八合、家数拾四軒、枝郷寺沢村弐軒、中野目村拾軒」とあり、二村の支郷をもっていた。同一五年の「六郡郡邑記」には「葹田村 十四軒。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 