蒙古羊(読み)モウコヒツジ

デジタル大辞泉 「蒙古羊」の意味・読み・例文・類語

もうこ‐ひつじ【×蒙古羊】

家畜の羊の一。モンゴル地方で飼育される。しりや尾に脂肪を蓄える古い型で、毛質はやや粗悪。毛皮用・肉用とされることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蒙古羊」の意味・読み・例文・類語

もうこ‐ひつじ【蒙古羊】

  1. 〘 名詞 〙 ヒツジ品種。尾に脂肪を貯える脂肪尾種の原種とされる。アジアの代表的なヒツジで、雄は角をもつが、雌は無角で耳が大きい。毛色はふつう白色で、頭・四肢などに暗色斑がある。中国・蒙古で飼育。毛はやや粗悪であるが粗飼料悪天候に耐え、繁殖力が強い。毛皮に利用されるほか、肉は脂肪に富み食用となる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android