蒲柳(読み)ホリュウ

デジタル大辞泉 「蒲柳」の意味・読み・例文・類語

ほ‐りゅう〔‐リウ〕【×蒲柳】

カワヤナギ別名
《カワヤナギの葉が秋になるとすぐに落ちるところから》体質がひ弱なこと。
「―の御身体時節柄殊に摂生第一に希望致し候」〈荷風・雨瀟瀟〉

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精選版 日本国語大辞典 「蒲柳」の意味・読み・例文・類語

ほ‐りゅう‥リウ【蒲柳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 川柳(かわやなぎ)のこと。
    1. [初出の実例]「当慶貞松不彫葉、誰論蒲柳望秋遷」(出典:文華秀麗集(818)中・奉和秋夜書懐之作〈仲科善雄〉)
  3. ( が力なく弱々しく、しないなびくところから ) 体質がひよわなこと。
    1. [初出の実例]「今臣蒲柳向衰」(出典:続日本紀‐宝亀三年(772)二月癸丑)
    2. [その他の文献]〔晉書‐顧悦之伝〕

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