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川柳 せんりゅう

9件 の用語解説(川柳の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

川柳
せんりゅう

江戸時代中期以後,江戸を中心に流行した 17音詩。雑俳の一つである前句付 (まえくづけ) が,その付合 (つけあい) の興味よりも一句としてのおもしろみをねらって独立したもの。名称は,柄井 (からい) 川柳の点じた前句付を「川柳点の前句付」「川柳点」と呼んだのが,同種のもの一般の称となり,大正になって「川柳」に定着。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

かわ‐やなぎ〔かは‐〕【川柳】

川のほとりにある柳。ふつうネコヤナギをいう。かわやぎ。
ヤナギ科の落葉低木または小高木。葉は互生し、細長い楕円形もしくは披針形で裏が白い。雌雄異株。早春、葉より先に黄白色の花が穂状に咲く。日当たりの良い水辺に生える。→蒲柳の質
番茶の上質なもの。
川柳(せんりゅう)」を訓読みにした語。柄井川柳(からいせんりゅう)、または川柳点(せんりゅうてん)のこと。

せんりゅう〔センリウ〕【川柳】

柄井川柳(からいせんりゅう)
江戸中期に発生した雑俳の一。前句付け付句が独立した17字の短詩で、その代表的な点者であった初世柄井川柳の名による。季語切れ字などの制約はなく、口語を用い、人生の機微や世相・風俗をこっけいに、また風刺的に描写するのが特色。川柳点。狂句。

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百科事典マイペディアの解説

川柳【せんりゅう】

前句付から独立した雑俳様式で,滑稽(こっけい),諧謔(かいぎゃく),風刺を主旨とする江戸文芸の一種。前句付の点者柄井(からい)川柳の点を川柳点と呼んだが,その高点句集《柳多留》で前句付の前句を省いて,付句を単独で示す編集方針をとったため,付味(つけあじ)より1句独立の作柄に関心がうつり,5・7・5単独1句でつくられるようになった。
→関連項目江戸っ子江戸文学狂句雑俳

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日本文化いろは事典の解説

川柳

川柳は、五・七・五の十七音からなる定型の短詩の事を指し、ユーモアや風刺〔ふうし〕精神、言葉あそびを基調としています。江戸時代中期頃から、季語も切れ字もない、自由な口語詩として流行しました。

出典|シナジーマーティング(株)
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世界大百科事典 第2版の解説

せんりゅう【川柳】

前句付(まえくづけ)から独立した雑俳様式の一つ。川柳風狂句。17音を基本とする単独詠だが,発句(ほつく)のように季語や切字(きれじ)を要求せず,人事人情を対象にして端的におもしろくとらえる軽妙洒脱な味を本領とする。江戸の柄井川柳が《柳多留(やなぎだる)》(初編1765)で前句付の前句を省く編集法をとったため,しだいに付け味よりも付句一句の作柄が問題とされ,やがて5・7・5単独一句で作られるようになり,初代川柳の没後,〈下女〉〈居候〉などの題詠として前句付様式から離脱独立した。

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大辞林 第三版の解説

かわやぎ【川柳】

かわやなぎ(川柳) 」に同じ。 「 -の根もころ見れど/万葉集 1723

せんりゅう【川柳】

〔点者の柄井からい川柳の名から〕
前句付けから付句のみが独立した一七字無季の短詩。江戸中期頃から、切れ字の制約もない口語詩として流行。人情・世態・風俗を鋭くとらえ、滑稽・風刺・機知などを特色とする。川柳点。狂句。柳句。

出典|三省堂
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飲み物がわかる辞典の解説

かわやなぎ【川柳】


緑茶の一種で、番茶の上等なもの。煎茶用に摘採され、その製造工程でより分けられた少し大きめの葉を用いたものをいうことが多い。◇「かわやぎ」ともいう。

出典|講談社
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世界大百科事典内の川柳の言及

【チャ(茶)】より

…番茶には硬化した茶葉から製造したものと,荒茶再製時に選別したものとがある。川柳(かわやなぎ)は上・中級煎茶から選別された上級番茶であり,ほうじ茶は番茶を茶褐色になるまで加熱したもので,独特のこうばしい香りがある。 釜炒茶は中国で生産される緑茶の大部分を占め,形状,産地などで数十種の銘柄がある。…

【柄井川柳】より

…なお,この定例会のほか,休会中も,角力会や組連主催の五の日興行の〈五五(ごご)の会〉の撰もしたが,彼の名を高めたのは高点付句集《柳多留》であった。単独句鑑賞用のこの句集が,独立詠としての川柳風狂句という新様式を生み,前句付点者川柳は,川柳風狂句の祖と仰がれることになる。ただし,彼の作品は発句3句のみで,作品をもたぬ点者として特異な存在といえる。…

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