精選版 日本国語大辞典 「蒲笥」の意味・読み・例文・類語 かま‐ぎ【蒲笥・叺】 〘 名詞 〙 ( 「かまき」とも )① =かます(叺)〔物類称呼(1775)〕② 家を持っている乞食(こじき)。また、その乞食の持つ、むしろで作った袋。[初出の実例]「広島に、乞食の家持たるを、かまぎといひ、又莎のもたるむしろて作れる袋をもしかいへるは」(出典:秋長夜話(1781‐1801頃)) かま‐け【蒲笥】 〘 名詞 〙 =かます(叺)①[初出の実例]「塵をだにすえじとはらふちは莚(むしろ)〈益翁〉 かまけにいるる月の山風〈西鶴〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例