デジタル大辞泉 「山風」の意味・読み・例文・類語
やま‐かぜ【山風】
2 夜間、尾根から谷、谷から平野部へと吹き下ろす風。山の斜面が放射冷却し、重くなった大気が低い方へ流れ出すために起こる。
[類語]風・追い風・順風・向かい風・逆風・横風・朝風・夕風・夜風・
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…江戸中期の狂歌作者,噺本作者。本名は木室朝濤(ともなみ),通称は庄七郎,庄左衛門,七左衛門,別号は二鐘亭半山,山風。江戸の幕臣で初め江戸座の俳人として活躍,山風の戯号で噺本《鹿の子餅》を著し江戸小咄流行の端緒を開いた。…
…(2)山谷風 海陸風が発達するのと同じような気象条件のとき,昼間は麓から吹き上がり,夜間は山頂から吹き降りる風がある。前者を谷風,後者を山風といい,両者を合わせて山谷風と呼んでいる。谷風,山風はそれぞれアナバティック風anabatic winds,カタバティック風katabatic windsとも呼ばれている。…
…山岳地帯に現れる局地風系の一種。昼間,平野部から谷に,さらに谷から尾根に向かう風(谷風)が吹き,夜間,尾根から谷へ,谷から平野部に向かう風(山風)が吹く。このように日変化する風系を山谷風という。…
※「山風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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