蒺藜子(読み)しつりし

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「蒺藜子」の解説

しつりし【蒺藜子】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。暖かい海辺の砂地に自生するハマビシ科ハマビシの未成熟果実を乾燥したもの。脂肪油やサポニンを含み、強壮、利尿、消炎、かゆみ止め、鎮静などの作用がある。湿疹(しっしん)、皮膚のかゆみに効く当帰飲子(とうきいんし)などに含まれる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の蒺藜子の言及

【ハマビシ(浜菱)】より

…熱帯から温帯にかけての乾燥域に広く分布する。漢方で果実を刺蒺藜(ししつり)または蒺藜子(しつりし)というが,血圧を下げ,潰瘍をなおし,利尿する作用があり,強壮薬とされた。植物体の若い部分は野菜とされ,家畜の飼料とされることもある。…

※「蒺藜子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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