蓬門(読み)ホウモン

デジタル大辞泉 「蓬門」の意味・読み・例文・類語

ほう‐もん【×蓬門】

よもぎでふいた門。草ぶきの門。転じて、隠者貧者の質素な住居。また、自分の家をへりくだっていう語。

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精選版 日本国語大辞典 「蓬門」の意味・読み・例文・類語

ほう‐もん【蓬門】

  1. 〘 名詞 〙(よもぎ)で葺(ふ)いた門。草葺きの門。貧者や隠者のすまいをいう。転じて、自分の家をへりくだっていう。
    1. [初出の実例]「魏候之輅、軾於蓬門何更扣角」(出典:三教指帰(797頃)上)
    2. 「古人は則ち蓬門(ホウモン)圭竇に、角を掛けて読み経を帯びて鋤き」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)跋)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐客至詩〕

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