蔓藻(読み)ツルモ

デジタル大辞泉 「蔓藻」の意味・読み・例文・類語

つる‐も【×蔓藻】

ツルモ科の褐藻。太さ数ミリ、長さ1~4メートルの中空のひも状で、岩に着生する。食用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「蔓藻」の意味・読み・例文・類語

つる‐も【蔓藻】

  1. 〘 名詞 〙 褐藻類ツルモ科の海藻各地内湾の漸深帯に生える。からだは暗褐色で中空のひも状で分枝せず、太さ二~五ミリメートル、長さ一~四メートルになり、空所気体を含み直立する。食用または茶の代用にする。〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android