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蔦の細道 ツタノホソミチ

大辞林 第三版の解説

つたのほそみち【蔦の細道】

蔦がおい茂って細くなった道。伊勢物語の文から、静岡県藤枝市岡部町と静岡市駿河区丸子を分ける宇津谷峠付近の小道をいうことが多い。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の蔦の細道の言及

【宇津ノ谷峠】より

…標高180m。東海道の丸子(まりこ)宿と岡部宿との間の難所で,この山地の峠越えは,海岸に沿った日本坂,国道1号線のやや南にある〈蔦(つた)の細道〉から宇津ノ谷峠越えへと変遷した。宇津ノ谷トンネルの開通は旧道1876年,旧国道1号線1930年,新国道59年。…

【岡部[町]】より

…人口1万3566(1995)。鎌倉時代から東海道の宿駅として栄え,東の静岡市との境に難所で知られる宇津ノ谷峠があり,付近に在原業平の《伊勢物語》に記された蔦の細道がある。東海道本線から離れているが,近年静岡市,藤枝市など周辺都市のベッドタウンとして人口は増加傾向にある。…

【おくのほそ道】より

…〈奥の細道〉とは,元来は奥の大路から分かれた小路の称で,仙台藩の新興名所。古来の歌枕で有名な細道には〈蔦(つた)の細道〉があり,伝統的な〈旅の心〉を描く業平の東下りで広く知られた。それに対抗して,新しい旅の心を描く元禄の東下りの題号に無名の細道を選び,これに日常世界から非日常的な〈奥〉の世界への通路の意をもたせたのであろう。…

※「蔦の細道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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