蔵島村(読み)ぞうしまむら

日本歴史地名大系 「蔵島村」の解説

蔵島村
ぞうしまむら

[現在地名]婦中町蔵島

神通川中流左岸と井田いだ川中流右岸の間に位置し、北は板倉いたくら村、南西中名なかのみよう村。かつて御蔵屋敷があったので村名とされたと伝え、今も蔵跡と称するところがある(婦負郡志)正保郷帳では高一四二石余、田方九町一反余・畑方三反余、添島そえじま村と合せて新田高一五八石余。承応四年(一六五五)の村御印では草高三四六石余(うち蔵入一三五石余)、櫂役銀三匁一分(村々御印物等書上)。享保六年(一七二一)の高三三五石余(「村付高改帳」島倉家文書)。寛政二年(一七九〇)の古高三三五石余・定免三ツ二歩、新田高三五石余・平均免一ツ八厘余、小物成は鮎川役一二匁七分六厘・鮭川役一一匁六分七厘・鱒川役八匁八分・川原役一匁二分五厘(高物成品々手鏡)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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