蔵貫村(読み)くらぬきむら

日本歴史地名大系 「蔵貫村」の解説

蔵貫村
くらぬきむら

[現在地名]三瓶町蔵貫村

三島川流域の村で、西は蔵貫浦に接する。宇和島藩領。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)宇和郡の項に、蔵貫浦の村高は三七四石五斗八升とある。同浦は、明暦三年(一六五七)吉田藩分封の際分割され、蔵貫村は宇和島藩領、蔵貫浦は吉田藩領となった。

太閤検地石高は一六二石九斗七升四合で、耕地面積の比率は田六四パーセント、畑三六パーセントであったが、寛文検地では石高がほとんど変わらず、耕地の比率が田三二パーセント、畑六八パーセントと変化している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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