薄朽葉(読み)うすくちば

精選版 日本国語大辞典 「薄朽葉」の意味・読み・例文・類語

うす‐くちば【薄朽葉】

  1. 〘 名詞 〙(かさね)一種。表は朽葉(赤みある黄色)の薄いもので、裏は黄色。秋に用いられる。薄朽葉襲(かさね)
    1. [初出の実例]「山吹、紅梅、うすくちば、あはひよからず、著ふくだみて」(出典:堤中納言物語(11C中‐13C頃)貝あはせ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android