精選版 日本国語大辞典 「薄萌え葱」の意味・読み・例文・類語 うす‐もえぎ【薄萌葱・薄萌黄】 〘 名詞 〙① 染色の名。薄い萌葱色。薄青と緑の中間色の薄いもの。うすもよぎ。[初出の実例]「面影はしぐれし秋の紅葉にてうすもえぎなる神なびのもり」(出典:隆信集(1204頃))② 襲(かさね)の色目の名。表はうす青、裏はそれよりもすこし濃い色。また、その色に織った襲。うすもよぎ。[初出の実例]「女ばうさうぞくのいろ〈略〉うすもえぎ」(出典:満佐須計装束抄(1184)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例