薄鈍い(読み)ウスノロイ

デジタル大辞泉 「薄鈍い」の意味・読み・例文・類語

うす‐のろ・い【薄鈍い】

[形]物事に対する反応が普通よりのろい。あまりはきはきしていない。どこか間が抜けている。
「―・い奴というものは正直ではありませんか」〈露伴五重塔

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精選版 日本国語大辞典 「薄鈍い」の意味・読み・例文・類語

うす‐のろ・い【薄鈍】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 物事に対する反応が普通よりも機敏でない。どこか間が抜けている。あまりてきぱきしていない。なんとなくまだるっこい。
    1. [初出の実例]「あんなうすのろいけんくが、どこにあるもんだ」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)六)

薄鈍いの派生語

うすのろ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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