薬利村(読み)くずりむら

日本歴史地名大系 「薬利村」の解説

薬利村
くずりむら

[現在地名]小川町薬利

小川村の北西に位置し、集落は中央部を東流する那珂川支流権津ごんづ川の谷地に発達。北は浄法寺じようほうじ村。薬里とも記した。慶安郷帳では田高三五七石余・畑高九九石余、烏山藩領。延宝五年(一六七七)検地帳(金井透文書)によれば高五五八石余、田方三六町五反余・畑方二四町七反余、屋敷筆数五一。元禄郷帳では幕府領、旗本森・大久保・森川長田の五給、旧高旧領取調帳では前出四氏と旗本花房の五給。改革組合村では家数一二。明治一四年(一八八一)には家数三二・人数二一七(小川町誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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