薬蓮(読み)やくれん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「薬蓮」の解説

薬蓮 やくれん

?-? 平安時代中期の僧。
日本往生極楽記」によれば信濃(しなの)(長野県)如法寺にすみ,いつも阿弥陀(あみだ)経を読誦(どくじゅ)していた。ある日ふたりの子供に明日の暁に極楽へいくといって仏堂にはいり,翌日の午(うま)の刻(正午)には身体経典も堂内から消えうせていたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android