藁苞に黄金(読み)わらづとにこがね

精選版 日本国語大辞典 「藁苞に黄金」の意味・読み・例文・類語

わらづと【藁苞】 に 黄金(こがね)

  1. 容器は粗末でも、中身価値のあるものであること。真価外側美醜によってきめられるものではないことのたとえ。藁苞に錦を包む。
    1. [初出の実例]「泥の蓮、わらづとこがねとは、かやうのことにてもや侍らん」(出典:御伽草子・物くさ太郎(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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