藤原因香(読み)ふじわらの よるか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原因香」の解説

藤原因香 ふじわらの-よるか

?-? 平安時代前期の女官
藤原高藤(たかふじ)の娘という。清和から醍醐(だいご)にいたる5朝につかえた。寛平(かんぴょう)9年(897)従四位下,掌侍となり,のち典侍。歌が「古今和歌集以下勅撰集に5首はいっている。
格言など】たれこめて春のゆくへもしらぬまにまちし桜もうつろひにけり(「古今和歌集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む