デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原季通」の解説 藤原季通 ふじわらの-すえみち ?-? 平安時代後期の官吏,歌人。藤原宗通の3男。琵琶(びわ),笛などにたくみで白河上皇の信任があつかった。永久4年(1116)の鳥羽殿北面歌合などに参加。歌は「千載和歌集」などの勅撰集にあるほか,家集「季通朝臣集」がある。嘉保(かほう)元年(1094)ごろ生まれて,保元(ほうげん)3年(1158)ごろまで生存したという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例