保元(読み)ホウゲン

関連語 きよもり

精選版 日本国語大辞典 「保元」の意味・読み・例文・類語

ほうげん【保元】

  1. 平安時代、後白河・二条両天皇の代の年号。久寿三年(一一五六)四月二七日天皇即位により改元、保元四年(一一五九)四月二〇日に次の平治となる。ほげん。出典は「顔子家訓‐文章」の「深宜防慮、以保元吉也」。

ほげん【保元】

  1. ほうげん(保元)

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日本の元号がわかる事典 「保元」の解説

ほうげん【保元】

日本の元号(年号)。平安時代の1156年から1159年まで、後白河(ごしらかわ)天皇、二条(にじょう)天皇の代の元号。前元号は久寿(きゅうじゅ)。次元号は平治(へいじ)。1156年(久寿3)4月27日改元。後白河天皇の即位にともない行われた(代始改元)。『顔子家訓(がんしかくん)』を出典とする命名。1156年(保元1)7月11日、皇位継承問題や摂関家の藤原氏内部の対立から、朝廷が崇徳(すとく)上皇派と後白河天皇派に分裂して、保元の乱が起こった。この日、天皇方の平清盛(きよもり)・源義朝(よしとも)らが崇徳上皇らの籠もる白河殿を夜襲して、上皇方が敗退した。崇徳上皇は讃岐に配流、左大臣藤原頼長(よりなが)は傷を負って死亡、上皇方の平忠正(ただまさ)・源為義(ためよし)らは斬首、源為朝(ためとも)は伊豆大島に流刑となった。1158年(保元3)、後白河天皇が皇子の二条天皇に譲位し、院政を開始した。◇「ほげん」とも読む。

ほげん【保元】

⇒保元(ほうげん)

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