藤原実綱(読み)ふじわらの さねつな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原実綱」の解説

藤原実綱(1) ふじわらの-さねつな

1128-1181* 平安時代後期の公卿(くぎょう)。
大治(だいじ)3年生まれ。三条公教(きんのり)の長男仁安(にんあん)2年(1167)参議。のち正三位,権(ごんの)中納言となるが,後白河上皇近臣だったため,治承(じしょう)3年平清盛に解任された。翌4年復任したが同年12月19日急死。53歳。初名は実経

藤原実綱(2) ふじわらの-さねつな

日野実綱(ひの-さねつな)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

関連語 日野実綱

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む