藤原日迦(読み)フジワラ ニッカ

20世紀日本人名事典 「藤原日迦」の解説

藤原 日迦
フジワラ ニッカ

江戸時代末期〜大正期の僧侶 日蓮宗管長;池上本門寺住職



生年
天保8年10月3日(1837年)

没年
大正5(1916)年9月2日

出生地
大坂

経歴
幼にして仏門に入り、嘉永3年(1850年)下野小山(栃木県)妙建寺の住職・日協について出家し、日蓮宗宗義を究める。のち下総飯高(千葉県)の壇林(学問所)で学び、慶応元年(1865年)妙建寺住職となる。明治元年東京浅草・長遠寺住職、25年神奈川県藤沢の龍口寺住職兼片瀬小壇林長などを経て、40年池上本門寺住職となる。大正5年日蓮宗管長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原日迦」の解説

藤原日迦 ふじわら-にっか

1837-1916 幕末-大正時代の僧。
天保(てんぽう)8年10月3日生まれ。日蓮宗。日協について出家し,下総(しもうさ)飯高(千葉県)の檀林(学問所)でまなぶ。浅草長遠寺,神奈川県藤沢の竜口寺などの住職をへて池上本門寺住職となる。大正5年日蓮宗管長。大正5年9月2日死去。80歳。大坂出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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