竜口寺(読み)りゅうこうじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

竜口寺
りゅうこうじ

神奈川県藤沢市片瀬にある日蓮宗の本山。山号は寂光山。弘安年間 (1278~88) 日蓮の弟子たちが日蓮遭難の旧跡に建立したもの。境内には祖師堂五重塔などの諸堂のほか,日蓮が刑にあたって座を設けたと伝えられる敷皮石がある。9月 12日には法難会がある。

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大辞林 第三版の解説

りゅうこうじ【竜口寺】

藤沢市片瀬町にある日蓮宗の寺。山号、寂光山。日蓮が1271年に法難を受けた地に、弟子の日法が堂宇を建立したのに始まる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

竜口寺
りゅうこうじ

神奈川県藤沢市片瀬(かたせ)にある日蓮(にちれん)宗の霊跡寺院。寂光(じゃっこう)山と号する。本尊は日蓮像。1271年(文永8)日蓮は片瀬の竜口(たつのくち)で法難にあい、殺されようとしたが、助命の使者がまにあい殺されずにすんだ(竜口の法難)。日蓮の死後、その法難の地に六老僧が創立したといい、1333年(元弘3・正慶2)日法が自作の宗祖像を安置したのが当寺の起源だともいわれるが、そのほかの説もある。当寺はもともと特定の住持を置かず、子院八か寺の住職が輪番制をとり、寺務を行っていたが、1886年(明治19)当寺が本山となり、住職が入山したため、輪番制は廃止された。堂塔の多くは幕末から明治にかけて整備された。毎年9月12~13日には、竜口法難会牡丹餅供養(ぼたもちくよう)が行われる。山門左側に竜口刑場跡がある。[田村晃祐]

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