デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原石津」の解説 藤原石津 ふじわらの-いしづ ?-? 奈良時代の官吏。はじめは石津王といい,天平勝宝(てんぴょうしょうほう)元年(749)従五位下,5年紀伊守(きいのかみ)となる。9年藤原朝臣(あそん)の氏姓をさずかり,南家藤原仲麻呂の養子となる。天平宝字(ほうじ)8年(764)の藤原仲麻呂の乱の際に殺された仲石伴(なかの-いわとも)と同一人とする説もある。名は「いわつ」ともよむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例