藤威(読み)フジオドシ

デジタル大辞泉 「藤威」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐おどし〔ふぢをどし〕【藤威】

よろいの一。藤色の糸で威したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「藤威」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐おどしふぢをどし【藤威】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)の威の一種。藤色、すなわち薄紫色の糸で威したもの。一説に、藤の花房の垂れたように、薄紫の逆沢瀉(さかおもだか)に威したものとも。
    1. [初出の実例]「大須賀太郎道信 甲藤威」(出典:吾妻鏡‐建保七年(1219)正月二七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む