藤威(読み)フジオドシ

デジタル大辞泉 「藤威」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐おどし〔ふぢをどし〕【藤威】

よろいの一。藤色の糸で威したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「藤威」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐おどしふぢをどし【藤威】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)の威の一種。藤色、すなわち薄紫色の糸で威したもの。一説に、藤の花房の垂れたように、薄紫の逆沢瀉(さかおもだか)に威したものとも。
    1. [初出の実例]「大須賀太郎道信 甲藤威」(出典:吾妻鏡‐建保七年(1219)正月二七日)

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